ラテン人とは
ラテン人は元来インド・ヨーロッパ語族系統に属し、南欧のイタリア半島中西部に居住していた民族を指す。古代ローマ文明を築いた主要な民族であり、その言語(ラテン語)は古代ローマの公用語として欧州各地に広められ、ヨーロッパの各言語に多大な影響を与えた。現代においてはイタリア・フランス・スペイン・ポルトガル・ルーマニアに住む人々がラテン人の系譜を引く末裔と呼べるが、長い年月を経て異民族・他民族との混血が行われてきたため、古代のラテン人と同一の存在ではない。また中南米に居住する、スペインやポルトガルなどのラテン系民族の植民者と混血した人々は、ネイティブアメリカンやアングロ・アメリカ人と区別するために、ラテン人あるいはラテンアメリカ人と呼ばれることがある。古代ラテン人は、ラティウム・ベトゥス(古代ラティウム)(en:Latium)の太古のイタリアの民族であった。彼らは、紀元前2000年期に北方からそこに移住した。彼らは幾つかの独立した都市国家に分かれていたが、共通の言語(ラテン語)からなる緊密な同族意識を有していた。
update:2009年08月26日
